さて先日の名古屋でも『糖』については結構大きな波紋??
だったのかな・・・
私は実際に自分でどう感じるか?が とても大事なので
これまでも、糖の厳格な制限を健康のためにと、行うことを
推奨したことはありません。
むしろ、慢性の症状を抱える人にはまずい。。。と確信あるよ。
そもそも、わたし自身は 非常によく糖を摂取しますが、
不健康であるかといえば、答えはNO。
この1年強は 多大なる精神ストレスで壊れましたけど
糖のせいではないね。。。
我が家は はちみつと 黒糖と 発酵バターと 塩がすべて。
ともいえるかも
(もちろん それだけに頼っているわけでもないですからねー)
息子たちがそれで病気にかかりやすくなったり、
虫歯が増えたりしたとも 全く思わないですし
実際に息子たちは健康だし、ときどき歯ブラシさえしないけど
汗・・ 虫歯は できないよ。
私がはちみつラバーで、300本以上集めていることを
ご存知の読者の方は多いでしょ。
つまり、ここでいう私のさす『糖』は、
あくまでも、エネルギー生産のためにすぐに使われる『糖』
のことであり、はちみつの意味する糖は
『ブドウ糖』と『果糖』のコンビネーションのことを
さしているのだと、あらかじめ強調しておいた方がいいかもしれませんね
はい。ちなみに、はちみつはまさにこの2つの単糖のコンビネーションよ
固まってショ糖にもなっている部分あるけどね。
さて
2017 AUG 29 に、よく知られている医学雑誌の”ランセット”online で、
「炭水化物の摂取増加で死亡リスク上昇」
という論文が取り上げられましたわ。
この論文の発表をとりあげて、あるサイトは続けて何て書いていたかというと
『なお、炭水化物は「糖質+食物繊維」ですから、
「糖質の摂取増加で死亡リスク上昇」と言い換えてももいいでしょう。』
えっ ??????????
えーっ・・・・・・ここで、この方は、論を進める前にすでに
「炭水化物は糖質です」と、読み手の刷り込みをしています。
これ、気がついて欲しいなぁ・・・そこから先の話を「炭水化物」ではなく、
「糖質」で語る準備をしているってことが、わかるでしょうか。
どう書き進めているかというと
『このことは一般の人には衝撃的かもしれませんが、糖質制限食を推進してきた側からすると、「日頃の主張がとうとう証明された」という印象です。』
と、まぁ こういうことです。。。
いつの間にか「炭水化物」は「糖質」に変わっておりますねぇ
「糖質」にも種類があることも 無視されておりますわ
糖質は 今度は 単糖類 と 多糖類に ざっと分けられます。
ここ 大事なのー
そして 抜粋すると
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論文の要旨は下記のとおりです。
①炭水化物摂取量の多さは全死亡リスク上昇と関連
②総脂質および脂質の種類別の摂取は全死亡リスクの低下と関連
③総脂質および脂質の種類は、心血管疾患(CVD)、心筋梗塞、CVD死と関連していない
④飽和脂肪酸は脳卒中と逆相関している
つまり、炭水化物をとるほど死亡リスクが高くなる一方で、脂質の摂取量が多いほど死亡リスクは低下するということです。特に飽和脂肪酸の摂取量が多いほど脳卒中のリスクは低くなるということです。
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ニヤッとした人もいるでしょう。
面白くないでしょうか。わかるかな
ここでは 明らかにまずいのは『炭水化物』と銘打ってある。
そして、脂質のこともしっかり書いてありますよ。
特に最後の④は飽和脂肪酸の有効性をすでに取り上げていますわ。
飽和です。言及は 不飽和ではないからね。
これも、またなんども言うように、多価不飽和脂肪酸(PUFA)の過量摂取は
あらゆる症状に長期的に大きなダメージの追い討ちをかけます。
とはいえ 飽和ばかりでいいわけもないことは 意識に残しておいてね
全体の10%以下だって言われてもいますから つまりはバランスなんだよ
さて、続けて記事の抜粋してみます
*****
日本では、相変わらず「脂肪を減らしてその分、炭水化物を増やしましょう」という誤った指導が堂々と行われているのが現状です。早く認識を改めていただきたいものです。
>>>>はい。ここは炭水化物になっています。同意。
繰り返される根拠なき糖質制限批判
また、今回の研究報告とは逆に、「糖質制限は危険」などと“警告”する医師・専門家が日本ではいまだ見受けられます。
>>>>はい。ここで 今度は糖質にすり替わっている・・・涙 その種類は無視。
でも、ほとんどの方が過去の常識にとらわれ、単に不勉強なだけです。現在では、日本糖尿病学会の理事長も糖質制限を取り入れるなど、学会の主流派の方々も変わりつつあります。最新の栄養学を勉強していただければ、糖質制限食の有効性と安全性がご理解いただけるはずです。
>>>>ふむ・・・・さて、みなさんはどう思いましたかね 汗
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ちなみに・・・海外での反応 BBCニュースとかのも 覗きましたが
むーん・・・ここでも 都合いいように書いてあったなぁ
逆にここでは フルーツ(果糖だよね)は推奨してて
トランスファット と 飽和脂肪酸は
減らしましょうっと 強調までしてありましたわ
こういうの きっと 気がつかないし難しいよなぁ・・
健康の眺め方
健康情報の眺め方
そこから 糖でも 脂質でも タンパク質でも
3大栄養素といわれているものの 役割の大きな一つである
エネルギー生産
そこに絡む ストレスや ホルモンや 酵素や 代謝の数々
糖は 特に エネルギー生産の立役者です。
糖質の中で なにを選ぶのか つまり選択的な糖の摂取は 生命体の
維持には必須だし なおかつ さまざまな症状の治癒の進退を決めるのも
糖なくしては 語れないのよ。
「冷や飯は身体を壊す」の 意味はなんなのか とか
生化学レベルで 生体反応つまりは代謝を理解すれば はっきりしますわ。
脂質のことも いまは ごっちゃな理解で 非常に曖昧に
されておりますけれど きっと
「え 飽和脂肪酸は別に身体に悪くないよ すでによく知られているじゃない」
と 世の中がさらっと言いだすのを まぁ わたしは 心待ちにしております
いいのよ とにかく 軌道修正されれば。
誰が正しいかではなく、
患者がいかに早く症状から脱却するかが そもそも大事でしょ。
まぁ、こんな風に世の中の情報は ちょいっと斜めにもながめてみようねー
という提案でした。。。
画像は・・・はーい 炭水化物のなかでも 穀類 で 多糖類 です。
なぜ これら ↑ の過剰摂取がダメで はちみつはいいのか考えてみようっ!!
単糖類 と 多糖類の 違いが 食物繊維とのコンビネーションで
体に 影響することも あるんだよーっ
で こちら ↓ は いわゆる 炭水化物(糖類+多糖類 と食物繊維) ですね
11月3、4日の北海道講演は
まさに また この辺がっつり落とし込みますからねー❤️
虫歯になるのか ならないのか ですとか
太るのか 太らないのか ですとか
この辺は 崎谷医師の講義ですね
私の はちみつ講座も はちみつ瓶を ひっさげてまいりますっ
北海道で 今度は お会いしましょう〜
Love Vani