前の 母乳の投稿 に続いてオメガ3について。
油についてのみならず。。。どのテーマについても
アップデートと、腑に落ちないことに対する 学びを
やめたことは ありません。。。
10年前とは 違う見解になっているものは
やはり 臨床だったり 体感でおかしいと感じることから
深掘りしたり 俯瞰しなおしているからです
みんなが みんな この学びをしているとは思えませんから
こうやって アップデートしていくと 巷の考え方と
違う意見になっているものも ありますわ。。。。
そんな 中で 情報難民になってしまって 自分では調べられない
し どうやって 考えればいいのかもわからず
『何を信じたらいいのか分からないのです 涙 』
と、いう言葉をときどき思いつめたように言われることがあります。
世の中には、実にたくさんの健康情報があるものね。。。
実際、私の意見だって、コアの部分は全く変わっていないのですが、
40年ちかく勉強して、20年の間 発信しているわけです。
40年前に知っていたこと、
30年前に理解したこと
20年前に把握していたこと
10年前に気がついたこと
そして今確信していること
体自体の 生命体としてのサバイバル機能に
変化があるはずがないので(調整機能はあってもよ)、
芯のところはずっと変わらないのです。
だけど、そこにくっつく理論や、メカニズムの解明、
そして 生理機能の作用機序は絡み合っていて、
ひとつがはっきりしてくれば、
新しい見解に結びついたりしていくわけですわ。
よりたくさんの機能に関する事実や、情報や知識を、
平たくならべて上から眺めると、みえてくるものは変わります。。。
盲信していないから 変わるのよ。
誰かの意見 とかじゃないのだよなぁ。。。
捉え方は 自分のものでしょう
パズルのピースが少しずつ埋まってくると、
20年前は、空白だった部分に、「こうではなかろうか?」
という仮説や想定で色をつけてきたところが、
今度は はっきりと、
「その部分のピース」が見つかって、はめられていくのです。
この40年でパズルの全体像が、
やっとはっきりと見えてきたというところででしょうか。
ひとつの例でいえば、ちょうど昨日 『質問道場』でも
母乳の質問がありましたが
オメガ3についての見解は、どこにフォーカスするのかで、
10年前からは捉え方の幅が広がっています。
オメガ3の突出した特性が変わったわけではありません。
いくつかある性質のひとつが 大きくクローズアップされ、
そこに囚われてしまった人がいかに多くいることか、
と自身を含めて自覚がある人は多いよね。
『炎症を抑制する』という働きは、
炎症に苦しむ人からすれば ありがたい作用ですよね。。
いまのこの炎症が軽減するならば!と、
この30年というもの、言葉を変えれば
このオメガ3の免疫抑制の力に 頼ってきた人が
なんと多いことでしょう。。
ある意味、言葉を変えれば、自然系ステロイドの投与ということよ。
(免疫抑制という意味でね)
[ 抗炎症作用 ] ー 炎症を抑制する ということを どう表現するのか?
ここがポイントではないかしら。
そう、上に書いたように、免疫抑制の力こそ、オメガ3の働きで
フォーカスされてきた点ですわ。
決して、免疫があがったから!炎症が鎮まるわけではありません
説明のされているサイトや、宣伝文句では、ここをうまく
『免疫機能を正常にする』と、表現されていたりもします。
そもそも、炎症がなぜ起きるのか という、
その基本的なことを知らなければ、
健康を正しく捉えることはできないのです。
さて、アトピー性皮膚炎や咳喘息などの 慢性疾患の症状を改善するには、
何をしたらいいのか
症状をただ抑えて「いま 症状がなくなればいい」のか、
「治癒させたい」のか、
この目的が何かによって、やるべきことは変わります。
ほかの自己免疫疾患の症状も 同じことです。
そこで起こる炎症を抑えることは、本人にとっては、
痛みや痒みからの解放だと思えるでしょう。。。
オメガ3の、炎症を抑える抗炎症作用が
一時的にでも助けになった方もいると思います。
でも、そのあと、その慢性疾患自体は治癒したのか
ということが見逃してはならない点なのではないでしょうか
ここで、「ほら 体内で合成されないから
オメガ3がなくちゃ、ダメなんだよ」なのではなくて、
魚食べてればいいくらいの量であることと、
その量では追いつかないことがあるとすれば、
炎症を起こす状態のほうが、なんらかの理由で勝っているということよ。
とはいえ。。。わたしは 全国的な 魚の摂取は あまり勧めておりませんけど
ここで、「現代人は、調理油であるリノール酸(オメガ6)を取りすぎてるから、
オメガ3がもっと必要なんです!」なんてことになる。
でも、よーく考えれば、その調理油の利用や リノール酸添加の
スナックや加工品をやめればいいだけのこと。
オメガ3は、とれば抗炎症作用ですが、
それは同時に、
体のエネルギー代謝全部を引き下ろすってことですからね。
そもそも、必須と言われるこのオメガ3の摂取量、
どれくらい体内で必要かといえば、1gほど。
その1gは、魚だったらさんま1匹で多すぎるほどだし、
おそらくよくご存知の チアシードなんかだと
大さじ1で2g近くが摂取できてしまうのよ。
必須って書かれなくたって、普通に食事をしていれば摂れる量でしょ。
いまや、赤ちゃんの粉ミルクにもしっかり添加されているから、驚きですが。。。
つまり、何が言いたいかって、
わざわざ酸化しやすいものを加工してとるんじゃなくて、
フレッシュで食べればいいのでは ないのかなぁ
例えば
ちなみにwikiには
>>精製しても空気中で容易に高度不飽和脂肪酸などが酸化され、しばらく放置すると独特の生臭い悪臭を発する。←『酸化するよ!!!ってことだよー』
こういう表記があるのと同時に、
>>魚油に豊富に含まれる高度不飽和脂肪酸はサプリメントや健康食品としても利用される。
というこの文章のあとに
>>アメリカ心臓協会は、心臓病と闘うための健康的な食事と生活スタイルを勧告している。
と、くっつけてあるけれど、ここには心臓協会がサプリを取れ とは書いていないでしょ、
並べてくっつけてあるだけ なのが なんとも wiki らしいというか
(わたしが wiki を参照するのは 一般的にどう捉えられているかの参考
にまで と 組成や化学式をみるためかなぁ)
心臓病とオメガ3についてのリサーチ文献はたくさんありますけど、
その辺は突っ込むと長くなるので、またいつか別記事で。。。。
魚が生きたままのオイルサプリっっ あったら 。。。こわいけど
長くなってきたので、この辺にしておきますが。。
いまの状態を見極めて、やるべきことを考えないとだよ。。。
メタトロンの健康診断やってて思うのは、
症状を持つ人の ベーシックな改善すべき点は共通しています。
オメガ3はひとつの例でしかありませんが、
世の中の情報は、いま、ここで メリットのある事実だけをフォーカスすることで
生じるホログラムのようなものです。
見えている部分は光の当たっているところだけ。
その発想自体にメスをいれなくちゃ。。。。
オンラインの「ホリスティック概論」や「ホメオスタシス自然治癒力」は、
そういった基礎の基礎の話です。
迷っている情報難民の方は、どうぞ聞かれてみて欲しいです。。
情報の捉え方というか 眺め方かな。
体という存在のあり方 生命体のサバイバル装備の基本
そこが 変わらないということを 知っておいて欲しいなぁ
登録の済んでいるかたは、パスワードで中にはいってくださいまし。。
さてー ちょいとヘビーなテーマでしたが、ここ数年
講義があまりに忙しくて 記事には あまり書いてこなかった
アップデートのもろもろを 更新していきたいと思います
詳しくは オンライン講義で ねー
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